キッチンからはゴミが多く出るのに、建て主さんも、設計者も、ゴミ置き場についてよく考えていない、という話しです。
 ゴミのことより、食洗機や、人工大理石カウンターのことに、多くの注意が払われています。
 
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 対面キッチンの場合です。
 当事務所のゴミ置き場はシンクの下に置くことが多い。
 この位置だと食堂側からゴミが見えません。
 (図1)
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 絵で見るとこの位置。
 (図2)
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 以下は対面キッチンで背後側に置く方法。
 青矢印の位置。
 (図3)
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 この位置だと、食堂側からゴミ箱が見えてしまう。ゴミ箱を体裁よくしなければなりません。
 (図4)
  011TOTOカタログ扉付き  



 例えば左写真(図4)の「上」のように、ゴミ箱が直接見える。

 そこで写真「下」のように、扉と同じ面材を張り付け、体裁を整えることになります。その分、費用が掛かります。
 (写真はTOTOのダストボックスワゴン・TOTOホームページより転載)
 
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 ゴミ箱のスペースはどれくらいあった方がよいのかというと、巾75cmほどは必要です。
 生ごみ、プラスチックごみ、ビン・缶・・・と考えていくと、75cmは最低寸法と言えます。

 それなのにゴミ置き場を考えない設計をすると、使いにくいキッチンになります。











 
 前の図に戻って(図3)を見て下さい。
 緑の矢印はバックヤードです。
 面積にゆとりがあるのならバックヤードは是非設けたい。ここにゴミ入れを置く方法もあります。


 下の写真(図5)は当事務所の事例。
 キッチンの背中側にゴミ箱を配置しています。(図3と同じ配置)
 赤い矢印部分がゴミ入れ。調理をしているときはワゴンを引き出しておき、ゴミを入れる。
(図5) 
004naka



 













 図6はこのキッチンを食堂から見たところです。
 赤矢印の下にゴミ箱があります。
(図6) 
005naka

















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 次の事例はリフォームの現場。
 行き止まりのキッチンなのでゴミ箱が見えてもいい。開放型ゴミ入れとしています。
(図7)
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 矢印の個所にゴミ箱。
 ここに既製品のゴミワゴンを置きました。
 以下のようなダストボックス付きワゴン(TOTO)。
(図8)
008TOTO

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 こちらは他の現場の実際例、開放型。
(図9)仮置き場
009kaihou
 ゴミ箱はこのような開放型がもっともうまくいくと思います。
 流しから出たゴミは小分けにしビニール袋に入れて、写真の場所にいったん収納。
 仮置き場と位置づけます。
 仮置き場である程度ゴミがまとまったら(本格的な)外部のゴミ箱に移し替える。
 (仮置き場でのビン缶はざっと洗う。ビン内部にジュースやワインが残っているとコバエが発生。)
 (当然ですが、外部のゴミ箱置き場も設計時には考えるようにします。)

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 キッチンのゴミ箱にはいろいろな手法がありますが、細工をあまりしない方が良いと思います。
 細工があればあるほど、汚れやすい、掃除もしにくい。
 例えば(図9・仮置き場)のゴミ箱のフタですが、フタは無い方が臭いがこもらないと感じます。

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 重要なことは・・・『ゴミはどこかには置く必要がある』ってことです。
 設計段階で考えるべきです。。。。