住宅の建設費は分割して払うのが普通だ、という話し。
 その理由は双方が疑心暗鬼だから。

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 分かりやすくするために、建て主がもっとも有利な支払い方を示します。
 茶色が工事の完成度。
 100%完成した時に、建て主がピンク色の支払額(全額)を払うという場合。

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 工事費は3千万円だとします。

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 でも、こんな(図1の)支払い方は・・・あり得ないのです。
 工事費用は巨額。この支払い方だと、建設会社は工事期間中(この図では4カ月)、心配でたまりません。
 最後になって建て主は支払ってくれるのか?
 工事の出来不出来にイチャモンをつけ支払いを渋るかもしれない・・・。
 そんな疑念が生まれ、一回の
取引額(3千万円)が大き過ぎる、危険度が高すぎる、と考えるようになります。
 支払いトラブルが起きると、額が大きいために建設会社は倒産の可能性がある。

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 では逆に、、、建て主がまったく不利になるときの支払い方。
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 先払いです。(よくありますよね。海外旅行費、大学の授業料などの先払い。)
 ところがこれでは建て主の方が不安です。
 お金を払ってしまったので、建設会社は気が緩んでしまい、ちゃんとした工事をしてくれるのだろうか?  
 しかし!・・・最大の不安は・・・、工事途中に建設会社が倒産することです。
 工事費用を全額払ったのに、家は完成しない、という最悪。(これ意外に多い。)

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 図1、建て主が有利過ぎる。
 図2、建設会社が、有利過ぎる、というわけ。

 住宅の工事費用の支払い方は額が大きい。
 3千万円とか、4千万円とか、時には1億円の住宅だってあります。
 よって、支払い方は・・・きわめて重要なのです。

 
(海外旅行費、大学授業料、英会話教室入学金、、、のような先払い額とは桁違いの額。)
 
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 そこで、工事費用の分割支払い・・・が生まれます。
 業界でもっとも有名な支払い方は3回に分割して支払う方法です。

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 次回は・・・・工事費を分割払いにするのは何故か  2