真北の正確な測り方って意外に知らないと思います。
 地図から測り込むのでは誤差が大きい。
 今回は真北の測り方について。(興味のない方は飛ばしてください。)
 
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 前回書いたように磁北にはズレがあるので磁石は使いません。
 太陽の位置を測り、真北を計算します。

 ■ 太陽が出ているときに現地に行きます。 

 ■ 現地で、地面に垂直な棒を立て、影の方向を測ります。
  (下の写真は垂直な棒を電柱に見立てたイメージ写真。)

 ■ 敷地境界線上などで行い、影と境界線の角度を測ります。
04敷地の影2
 ■ そのとき、正確な時間を書き留めておきます。

 ■ 現地作業はそれだけで終了です。

 ■ 事務所に戻り、国立天文台の「こよみの計算」ソフト(無料・後述)で計算します。
02こよみの計算

 上図、番号順に行います。
 ① 現地で計測した日付けと測ったときの時刻を入力します。
 ② Google地図などで現地を表現し
 ③ 画面上の現地(星印位置)をクリックします。
 ④ 経度・緯度が表現されます。
 ⑤ 太陽の高度と方位の「Go」をクリックすると以下のように計算されます。

03こよみの計算

 ⑥ ここでは146.8度と出ています。
 ⑦ 太陽位置は影方向の反対。
 ⑦ 東回りの角度なので、太陽方向から反時計回りに146.8度戻った位置が真北となります。


 国立天文台 こよみの計算(誰でも使用可、無料)
  http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/koyomix/koyomix.html