住宅を設計するとき、自分が火事を起こす・・・なんてことを考える人はいません。  
 が・・・火事は自分が起こすという話し。
 内装制限という建築基準法は有効です。

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 近所で火災がありました。
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 設計をしているとき、ほとんどの人が隣家からの火事を想定していて、火事は他人の家から自分の家に燃え移ってくると考えています。
 ところが、私が設計業を始めてからの住宅で、隣家から燃え移ってきた火事は一軒もありません。
 それどころか、発生源は建て主さん側のことが多い。
 私が設計監理した住宅200軒ほどで3件、出火しました。
 

 ① 電気カミソリの充電中、機器から発火、不在時だったから、全焼。
 ② 暖房機のゴムホースからガス漏れ・・・、着火したときに爆発した。
 ③ 子どもの自殺で火事になった。

 原因は意外な理由、自殺まで想像する人などいないと思います。
 火災は悲惨です。
 隣近所に迷惑をかけたことで移転する人もいます。

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 ①の事例、同じ場所に建て替え新築ができました。
 ②の事例、2階で起きたため、内装は燃えましたが骨格が残った。既存骨格を利用して再建できました。
 ③の事例、壁・天井の石膏ボードが残ったので、内装をやり換えることで、こちらも再建できました。

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 建築基準法の内装制限は(そういう意味でかなり)有効だと私は考えるようになりました。
 具体的には、
 ・ 壁に石膏ボード(厚み12.5mm以上)
 ・ 天井に石膏ボード(厚み9.5mm以上)
を張るだけで、消防隊がやってくるまでの時間(15分とか20分)を耐えることができます。
 (石膏ボードとはプラスターボードとも言われ火災に有効。)

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 木の天井は燃えやすく危ないと感じます。
 埋め込み型の大きな照明器具はダメです。
 たいがいプラスティックでできていて、燃えて溶け落ちると、天井に60cm角ほどの穴があき、骨格内部に火が回ります。
 建築基準法の内装制限(燃えにくい建築材料を使う制限)は意味があると感じます。

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 木造であっても骨格が燃えなければ、家は持ちこたえ、再建できます。
 火事は自分の家で起きる・・・私はそう考えるようになっています。

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