都会の人は地方の民家を購入し、リフォームして、ときどき遊びに行ったら楽しいだろうな・・・、なんて考えたりする。
 田舎暮らしが可能なセカンドハウス!・・・、いいかも!
 実現した建て主さんがいた。
 結局は、近隣住民とうまくいかなくなり、行かなくなった、という話し。


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 ものすごい山奥でした。
 集落には20軒ほどの家があった。
 一軒の古民家を買い取り大改造、住めるようにした。
 設計は当事務所、何千万円も掛けて工事を行った。
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 建て主さんは3か月に1回くらい遊びに行っていた。
 車3・4台連ねて友人たちも遊びに行った。(敷地はそれほど広かった。)
 簡単に言えば、3か月に1回くらい、都会の人が過疎の集落にやってきてワーワーと遊び、宴会も行う。
 ・・・ちょっとウルサカッタのかもしれない。

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 ゴミ出しで揉め出した。
 ゴミを持ち帰らず、地域の集積場に出したので、それが地域住民に嫌がられた。
 ゴミ集積場は誰が掃除をして、誰が綺麗にしているのか、、当番制で掃除しているのだ、から始まり、側溝の掃除は誰がやっているのか。
 道路の落ち葉は誰が掃いているのか。
 地域が美しく守られているのは誰のおかげだと思っているのか・・・みたいなことになってきた。

 建て主は普段その村に住んでいないのだから、なすすべもない。
 村祭りにも、町内会のようなものにも出席しない・・・のは、ますます具合は悪い。
 金銭で解決しようとしたら、さらに反感を買い、田舎暮らしはできなくなり、行けなくなった。

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 古民家改造のセカンドハウスはとてもムツカシイ、そのとき私は学んだ。