一戸建て住宅の庭はマンションのベランダとは違う、という話し。
01建売住宅
 近所に新しくできた20棟ほどの建売住宅には、木が一本もありませんでした。(近頃の建売業者さんには緑を植える余力がないのだと思う。)
 緑がないので完成したときは異様。

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 人が住み始めると、やっと緑が増えてきた。
 チューリップやヒマワリ、スイセン、ユリ、など近所の園芸店で買ってきた花を植える人が多い。

 花を植えるの?
 マンションのベランダのような感覚です。
 それは・・・園芸ですよね。

 戸建て住宅では何を植えるべきなのか・・・知られていないのだと感じました。

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 私は緑を分類して考えていきます。
 すると、イメージしやすくなる。

 ・1 高木 (ケヤキ・イチョウなど、巨木になるので住宅では使わない

 ・2 中木 (1階の屋根くらいに届く木 / シンボルツリー )

 ・3 低木 (アジサイ・ヤツデなど、人の背丈ほど / 生垣 )

 ・4 草本 (いわゆる草)

 ・5 グランドカバー (芝など地面を覆いつくす)

 家をつくろうとしているときには、正直、植栽のことはよく考えません。
 建物を考えることの方が先だから。
 そこで、何を植えるのかは後回しにして、中木を2本くらい植えるとか、このゾーンは低木にする・・・など、ざっくり方針だてだけで進めておきます。

 下の写真は当事務所の事例。
 植栽前。。。。。
02 naka

 グランドカバーで土を覆い、コンクリートデッキが植栽の上に浮かぶ感じをイメージしました。
 グランドカバーはコグマザサとタマリュー。
03 naka

 常緑か落葉はあとから考えます。
 花の咲くもの、実のなるもの、もあとから考えています。
 品種は決めずに、中木、低木、草本・・・などのイメージだけで当初は進めます。

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