住宅が「資産」として機能しているアメリカと、「消費財」としてしか機能しない日本について。
 日本の家は25年ほどで資産価値が「0」になるのだ。 

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 中古住宅として売買するとき。日本の場合。

 ・ 築20年~25年で家の価値はゼロ円になってしまう。
 ・ 今の技術で建てられた家が、25年経ったくらいで無価値になるはずがない・・・
 ・ そう考えているのは、建設業者の一握りだけだ。
 ・ 家を消費財だと考えている日本人の方が多いからだ。
 ・ 日本では家を「買う」というが、アメリカでは家は「投資」物件と考えられている。
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    2022-11-6 日経新聞記事より
 ・ 日本の銀行ローンは「人に融資」していて「建物の価値」に融資をしていない。
 ・ だからローンを組むのに生命保険に入らされる。
 ・ ローン地獄から解放されるには自殺をする人さえいる。
 ・ 中古住宅に高値がつけば人は自殺をしないで済む。
 ・ 建物価値を考えようとしない日本の制度。 

 ・ 会計上の償却年数が22年と決められたことも影響したのかもしれない。
 ・ 25年で売買価格が0円になるので、メンテナンスの意欲が下がるのか?
 ・ メンテナンスをしないので・・・本当に価値も下がるという、悪循環になった。
 ・ 質・性能にリスクを抱く次の購入者は中古物件を買い叩くのだ。
 ・ 優良物件は不当な安値を嫌って売却をあきらめ、粗悪品だけが残る。
 ・ 優良中古を「優良」だと説明する制度がない。(情報の非対称性)

 ・ 日本の(とくに地方では)建てた家に永遠に住み続けるので、売却という貨幣価値を考えない。
 ・ 日本の文化は「土地に住む」文化であり、「家に住む」文化ではないのだ。
 ・ よって、日本には家を貨幣価値に置き換える習慣がない。

 ・ ますます、家に価値がつかなくなる。
 ・ 問題に多くの人が気づいているのだが、20年経っても改革は起こっていない。
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