建築家の多くはトイレに力を入れている。
 デザインのよい店舗だったりしたとき、私はトイレ(洗面所)を必ず見に行く。
 デザイナーの力はトイレに表れているからだ。
 これは住宅でも同じだ。

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 住宅で、、、格好よいトイレにするためにはどうするのか。
 第一番は部屋の大きさ。
 狭いのではどうしようもない。
 タタミ1畳以内のスペースで「格好良い」トイレなんて、無理だ。
 ここが基本中の基本。
  
 a図のような広さでは、絶対に格好はよくならない。

001平面





















 

 b図のように洗面所とトイレを一体にすれば、いいのだ。
 部屋は広くなり、格好の良いトイレになる前提ができる。
 下はb図の現場写真。
03
 ところが、トイレは不衛生なものと考えている人がいて、洗面所とトイレは別けて欲しいと。。。言う建て主が未だにいる。
 悲しくなるが、人の文化と習慣の違いだけは論破できない。
 残念だけどそのような場合、トイレは格好よくならない。
 (トイレ用スリッパに履き替えているような人だ。)
 
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 面積は約2倍の違い。
 広い方(b図)には洗面を含み、狭い方(a図)には洗面が含まれていないのだから、実は家全体で考えると使っている面積はほぼ同じだ。

 下図は他の事例。
 洗面所の中に便器を配置した例。(洗濯機は他の場所)

 入浴中に別の家族が便器を使いたくなったら?
 2階の便器を使えばいい。
 (格好良いデザインを求める人は・・・できない理由を考えるのではなく、格好よくできる理由を考える人だ。)
002
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 ここで、最新の便器事情。
 ・ グレードの低い便器にも脱臭装置はついている。
 ・ ほとんど臭わない。
 ・ 大のときこまめに水を流せばいい。
 ・ 今、便器の節水機能は高くなった。(こんな水量で大は流れていくのだろうかと思えるほどだ。) 
 ・ 男の「小」腰掛けが増えてきたおかげでトイレがキレイな家が増えた。

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 TOTOのアンケート。
 商業施設を訪れる場合、似たようなお店だったらトイレがきれいな方に行って買い物をする。
 そのようなアンケート結果があった。
 アンケート結果はこちら。

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