色は覚えておくことができない。
 色見本帳を使い、色番号で残していく、という話し。

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 写真は建築の「壁や天井」に塗る色、「白」。
 ところが、写真の「白色」は純粋な「白」に見えず、雑色が混じっているように思える。
 建築では写真のような(雑色入り)「白」を塗って、初めて落ち着いた「白色の壁や天井」が生まれる。
 本当の「真っ白」を塗ると、病院のようになってしまうから。
takenaka
 このような微妙な違いの「白色」は覚えておくことができない。
 そこで、見本帳を色のモノサシとして使っていくことになる。
 色は再現できなければならないから。
 
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 以前・・・私は、海外に行くとき、二回目からは色見本帳を持って出かけていた。
 一回目に行った海外では、外国ならではの良い色があっても、覚えて帰ることができなかった失敗があったからだ。
 色を見つけたとき、見本帳を当て、できるだけ番号を残すようにしていた。
 ある品番より少し「プラス青」だとか、「プラス赤」だとか。 
色見本
 写真は日本塗料工業会の色見本帳。(購入先はこちら
 建築現場ではもっぱらこの見本帳を使う。
 全部で654色なんだけど・・・すばらしい色はこれ以外にもある。
 だって色の違いは無限にあり、654色だけのはずもないけれど、どこかで利便性も考えねばならない。
 この見本帳は2年に一回見直されていて、色の出入りがある。


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