(工事完了)検査済証は重要な書類だ、という話し。
 検査済証がないために、増改築できなかったり・・・する。
 中古市場ができると、必要度はもっと高くなるだろう。
 (検査済証がないと、家は買い叩かれやすくなる。)

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 住宅が完成すると、建て主は多くの書類を渡される。  
 書類は全部、保存しておいた方がいい。
 なかでも重要なのは、(工事完了)検査済証だ。(下図)検査済み証001
 たった一枚の紙。
 重要な書類なのか否か、、、建て主には分からないので、保存されている確率も低くなる。
 建築関係の書類は「全部」保管がいい。
 段ボールのなかにでも入れておく。

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 いっぽう・・・昔は、工事完了検査を受けていない建物が大部分だった。
 1980年(43年前)くらいだと、私の感想では検査受け率10%にも満たなかったのではないかと思う。
 当時、国は信用されていなかったので検査などを受ける機運はほとんどなかった。
 1999年になって検査受け率は38%になり、最近の検査受け率は90%ほどだ。(国交省発表)

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 2003年(20年前)に国は銀行に要請した。
 「検査済証のない建物への増改築ローン融資を控えるように・・・」
 何のおとがめもなかったものが、銀行融資を受けられないという実害が出るようになり、「法令順守」の機運が高まり始めたのだ。

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 ・イ 検査を受けなかった
 ・ロ 検査を受けたけれど済証を紛失した

 イとロは性格が違う。(イとロの違いは役所で調べると分かる場合が多い。)
 ロの方が許しの度合いが大きいが、許し具合の判断は役所によって違ってくると私は思う。

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 検査済証が無い場合、増改築手続きはきわめてむつかしくなる。
 救済措置のガイドラインを国は出しているが・・・私のところでも去年、過去のRC造でトライしたが(合法を証明する)手続き(強度試験など)に200万円以上かかることになり、断念した。

 ★ 必要な検査は必ず受けよう。
 ★ 書類は全部残そう。