どうしても目先のことを考えてしまう。
 コロナがよい例だ。
 玄関に手洗いを設けたいという家が・・・もう現れたという話し。
 (注::このblogはコロナが流行中に書いた記事です。) 

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 仕事柄、いろいろな家を見る機会が多い。
 最近、おやっ?と思ったのは、2軒の新築住宅で「玄関手洗い」を見たこと。
 設計者に聞いたら、お客さまの要望で、コロナ対策なのだそうだ。
 帰ってきたら手を洗う、玄関ですぐ洗う。 
 小さな家なのに玄関手洗いを入れたので、玄関はギチギチに狭くなっていた。
 20240125玄関の手洗い

 多くの建て主さんはそうなのだ。。。。
 建物を消耗品と考えているので、すぐ「今」を考えてしまう。
 20年先、50年先をイメージしない。

 ■ 今回のように、コロナ禍だと、玄関手洗いが要ると思い、目先の判断で手洗い器を設置する。(洗面所で洗えばいいのにだ・・・。)
 20年後も玄関で手を洗っているのだろうか。
 
 ■ 例えば、子どもが小学生だと、10年後には「大人」になるってことを、忘れて設計してる。

 ■ 例えば、子育てや育児のことばかり、考える建て主。
  5・6年経つと、育児は終わってるのに。

 ■ 本人が車に乗らないと(免許も持っていないと)、カーポートをまったく考えない建て主さんもいる。

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 今の新築住宅は100年間くらいもつかもしれない。
 設計者も建て主さんには言うべきだと思う。
 ・・・玄関手洗いなんて要らない。そのうち死蔵するだけ。洗面所があるではないか。
 ・・・車に乗らない建て主さんの寿命より、家の寿命の方がはるかに長い。

 視点は、もっと遠くを見たい。
 近頃の家の寿命は50年とか100年くらいもつ。