ほとんどの人は外壁にサイディングを張る工法が嫌いだと思う。
 ハリボテ感、安っぽい、建売住宅みたい。
 設計者はなんとかこの材料を回避したいのだ。
 予算がないとこの材料になってしまうのが、残念。

 サイディングってこのような外壁。

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 これを乾式工法という。
 今、常識の工法、外壁でもっとも使われている。
 
 乾式工法は建設業者にとっては 利点だらけ だ。
 ① 現場で水を使わなくていい。
 ② 材料をビスや金物で留めていくから、ラクチン、スマート。
 ③ 水を使うと(左官工事)、練ったり、こねたり、コテでぬるので・・・
 ④ 現場は汚れるのだ。
 ⑤ しかも、コテでぬるのには技量がいる。
 ⑥ そんな職人は、もう、いない。
 ⑦ 外壁にヒビが入らないのも利点。
 ⑧ 左官仕上げの外壁はヒビが入った。
 ⑨ あとのメンテがたいへん。 
 ⑩ 費用面でも、安いのから高いのまで、選択肢が多い。
 ⑪ 軽い、というのも利点。

 でも、 欠点はある 
 ① ハリボテ感。
 ② 安いものは安っぽい。
 思いつく欠点はたった二つだが、外観重視の人にとっては重要な「マイナス」ポイントだ。

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 乾式というからには、反対に 湿式工法 がある。
 ① 湿式工法の代表は左官塗り壁。
 ② ところが、左官屋さんはもういない。
 ③ 現場は汚れるし・・・ 
 ④ 外壁にはヒビが入りやすい。
 ⑤ 左官壁は重い。
 ⑥ 重いので外断熱工法に向かない。
 
 湿式工法には問題が多すぎる、と私も思う。
 左官屋さんが鏝(こて)を使って塗り上げていくのだ。
 湿式工法ってこのような外壁。

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 この悩みを解決する材料に「ガルバニュウム鋼板」がある。
 サイディングを嫌っている設計士はこれをよく使う。

 ガルバニュウム鋼板ってこのような感じ。

 ガルバニュウムにも賛否はある。
 周りの住宅と違った外観になるので、シンプル、格好いい・・・とか。
 一方で、トタン張りみたいで、やっぱり嫌・・・とか。
 
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 写真・さんとうばん外壁